LCCのピーチ・アビエーションでは今までハッピーピーチとハッピーピーチプラスの種類の運賃タイプから名称を変更するとともに新しく荷物をたくさん預けられる運賃タイプの「プライムピーチ」が加わり、6月27日から3種類の運賃タイプで運用されるようになりました。
シンプルピーチ・バリューピーチ・プライムピーチの比較
新名称 | シンプルピーチ | バリューピーチ | プライムピーチ |
旧名称 | ハッピーピーチ | ハッピーピーチプラス | 新設定 |
機内持ち込み手荷物 | 7kgまで | 7kgまで | 7kgまで |
受託手荷物 | 有料 (1個1,600円) | 1個無料 | 2個無料 |
座席指定 | 有料 (400円~) | プレジャーシート スタンダードシート 無料 | スマートシート プレジャーシート スタンダードシート 無料 |
フライト変更手数料 | 有料(3,240円) | 無料 | 無料 |
フライトのキャンセル | できない | 手数料1,080円分を 差し引いたポイント | 全額ポイント |
購入期限 | 搭乗日2日前の 23:59まで | 予定出発時刻の 1時間前まで | 予定出発時刻の 1時間前まで |
2018/10/28搭乗分から機内持ち込みできる重量が10kgから7kgに減っています。
最安値で3つの運賃タイプを比較すると
シンプルピーチ | バリューピーチ | プライムピーチ | |
大阪~札幌 | 4,890円 | 7,390円 | 9,670円 |
大阪~東京 | 3,490円 | 5,390円 | 7,220円 |
大阪~沖縄 | 4,890円 | 7,390円 | 9,670円 |
大阪~札幌や大阪~沖縄でのシンプルピーチとバリューピーチの価格差は2,500円、バリューピーチとプライムピーチの価格差は2,280円で
大阪~東京での価格差はシンプルピーチとバリューピーチで1,900円、バリューピーチとプライムピーチで1,830円です。
最高値での価格差は大阪~東京でシンプルピーチとバリューピーチの価格差が4,500円、バリューピーチとプライムピーチの価格差が1,830円と基本運賃が変わってもそれほど大きく価格差は変わらないようです。
特に基本運賃が高くなるとほとんどの路線でバリューピーチとプライムピーチの価格差が1,830円になることが多いので、どうしても高いチケットを取らないといけないときはプライピーチにしてもそれほどチケット代は変わりません。
3つの運賃タイプどれを選ぶべき?
ひとり旅で手荷物も機内持ち込みできる程度で予定にもある程度余裕がある人はシンプルピーチで安く済ませるのがいいと思います。
※2018/10/28搭乗分から機内持ち込みできる重量が1つ7kgに減っているので注意してください。
ただ、機内へ持ち込みができない大きさの荷物があるならばバリューピーチがおすすめです。
荷物を預けるのに1,600円+席の指定400円~500円がかかりますがバリューピーチには付いているのでそれほどコスパは悪くなりません。
手荷物を1つ預けて、座席指定すると
受託手荷物料金1,600円+座席指定料金500円=2,100円のオプション料金がかかってきます。
シンプルピーチとバリューピーチの価格差が大体2,500円程度なので、400円でフライトの変更とフライトのキャンセルのオプションを使られるような計算です。
2人以上で予約する場合はなるべく座席指定をしないと、同列両端に1人づつ座るような場合もあるので注意が必要です。
万が一便の変更やキャンセルをしないといけない場合でもバリューピーチなら、変更なら無料・キャンセルしたとしてもチケット代ー手数料1,080円のピーチポイントが返ってくるので、チケット代がパーになることはありません。
※シンプルピーチの場合、変更は有料3,240円、キャンセルは不可
プライムピーチがおすすめな人は、
- ピーチに乗るときはいつもスマートシートを取っている
- 帰りのお土産が多くていつも配送している
なんて人にはプライムピーチがおすすめです。
ただし、バリューピーチよりも少しコスパが悪く感じるので、受託手荷物が2個にならなければ無理にプライムピーチにする必要はないかと思います。
スマートシートは国内線ならプラス650円で予約できるので、手荷物さえなければバリューピーチに座席指定したほうがコスパはいいですね。
ピーチの3つの運賃タイプのまとめ
ひとり旅でゆっくり時間がある人・荷物も機内持ち込みできる程度の人はシンプルピーチでコスパ重視。
家族や友人と一緒に旅行、荷物も預ける程度は持っていく人はバリューピーチ。
お土産をめっちゃ買って帰る人はプライムピーチで。
そんな選び方でいいかと