突然ですが、インターネットのセキュリティ対策について考えたことはありますか?スマホやパソコンを毎日利用する人は珍しくありませんが、セキュリティ対策をしっかり意識している人は多くはないのかもしれません。利用ユーザーの増加に伴って、ウイルスなどの脅威も増しており、「自分は大丈夫」「ウイルスなんて感染したことない」などと油断していると非常に危険です。
一方で、実際にどんなセキュリティ対策をすれば良いのか分からない方も少なくないはずです。そこで、今回は安全にインターネットを使うためのおすすめセキュリティ対策6選をご紹介します!
インターネットに潜む危険とは?
インターネットの脅威は現在も様々な進化を続けていますが、主なものとして6つに分類することができます。
マルウェア
「ウイルス」「トロイの木馬」「ランサムウェア」といった、デバイスに損害を与えるようにプログラムされた「悪意のあるソフトウェア」の総称です。
個人情報流出
マルウェアや詐欺サイトなどによって、個人情報が流出することです。個人情報とは「個人に関する情報」「特定個人を識別できる情報」を指します。サイバー攻撃を受けたオンラインショップなどから顧客の個人情報が流出することもあります。
フィッシング詐欺
虚偽のメールなどで本物を装ったWebサイトへ接続させ、クレジットカードやID・パスワードなどの個人情報を盗み取る手口のことです。
スパムメール
商品の宣伝や詐欺サイトに誘導する目的で送られてくる「迷惑メール」のことです。
不正アクセス
他人のデバイスやシステムに不正な手口でログインし、損害を与えたり情報漏洩することを言います。
架空請求
詐欺業者がSMSや封書などを使い、身に覚えのない料金を請求する犯罪手口のことです。実在する事業者を装い、法的措置といった言葉でこちらの危機感をあおったりします。
おすすめのセキュリティ対策6選
インターネットには危険が多く潜んでいると分かりましたが、実際にどのような対策をすれば良いのでしょうか。おすすめのセキュリティ対策を6つご紹介します。
①OSやアプリの更新
OSやアプリは最新の状態に更新しましょう。アップデートには機能向上や不具合修正だけでなく、セキュリティ上の問題修正なども含まれています。OSやアプリを古いまま使用し続けると、日々進化する脅威に対応することができなくなり危険です。OSやアプリは更新することを常に心がけて、安全性を高めることが重要です。
②ID・パスワードの設定
ID・パスワードをしっかり設定しましょう。パスワードを「1234」などの簡単に推測できるものや、初期設定時から変えていない場合、第三者に使用される恐れがあります。IDやパスワードをしっかり設定しておけば、万が一デバイスを紛失した場合にも悪用されにくくなります。自宅以外でパソコンやスマホを使用する方は、ID・パスワードの設定は特に気をつけておきましょう。
③セキュリティ対策ソフトの導入
必須対策と言えるのが、セキュリティソフトのインストールです。なぜなら、OSに備わっている保護機能だけでは万全と言い切れないからです。完全オフラインで使用する場合は必須ではありませんが、通常はインターネットを使用することがほとんどです。あらゆる脅威から保護するためにも、セキュリティソフトの導入をおすすめします。
④不審なメールや添付ファイルは開かない
不審なメールが届いても、絶対に開かないようにしましょう。悪意のあるメールを開いてしまうと、詐欺サイトなどへ誘導されたり、添付ファイルからウイルスに感染する危険性があります。身に覚えのないメールや、送信アドレスに不審な点があるものは開かないように心がけましょう。
⑤不審なWebサイトは閲覧しない
怪しいWebサイトを開いてしまうと危険です。ネット上には、本物のページと偽って個人情報を盗んだり、ウイルスに感染するような悪意のあるWebサイトが存在します。安全が保証されていないWebサイトの場合、ブラウザや検索エンジンの保護機能である程度見分けることが可能です。ネット 詐欺などに遭わないためにも、不審なページには気をつけましょう。
⑥VPNを使用する
フリーWi-Fiを利用する場合はVPN接続を行いましょう。不特定多数が利用するフリーWi-Fiはセキュリティが万全ではなく、個人情報や機密情報が流出するリスクがあります。VPNは仮想的な専用ネットワークによる通信が可能になるため、様々な場面で安全にインターネットが利用できます。フリーWi-Fiを利用する際は、VPNでしっかりセキュリティ対策を行いましょう。
まとめ
今回は、おすすめのセキュリティ対策6選をご紹介してきました。セキュリティ対策のほとんどは難しいものではなく、今からすぐに始められることばかりです。脅威としっかり向き合い、日々のインターネットを安全に利用しましょう!